大津園児死亡事故で直進車の運転手が逮捕されてしまった理由
2019年05月23日
久しぶりのブログ更新になります。
掲載するかどうか迷いましたが
交通事故の処理に関わる立場の人間として啓発を込めて書かせて頂きます。
先日、大変痛ましい事故が当事務所と同じ滋賀県内で起きてしまいました。
事故現場は私もよく通る道でもあり、いつも右折待ちの車が多い交差点でした。
この事故で右折車と直進車の運転手が逮捕され
直進車の運転手がその後釈放されています。
池袋の事故では未だに運転手が逮捕されなかったのに
大津の事故では比較的過失の少ない直進車が一時的にとはいえ逮捕されてしまった
この点に関して疑問を持たれた方が多くいらっしゃると思います。
しかし、逮捕されてしまった理由には明確なの理由があると考えられます。
それは事故発生時の状況ではどちらが悪いのか判別できないという点です。
自動車事故の過失割合に携わる専門家であれば
事故発生後の画像を見ただけではどちらが悪いのか絶対に判別できません。
これには明確な理由があり、今回のような交差点における直進車と右折車の事故では
事故発生時の信号の色によって過失割合が逆転するケースがありうるからです。
(例えば、交差点内で右折待ちの車が止まっていて
黄信号になってその車が右折しようとしたときに
直進車が突っ込んできたケースなどがこれに該当します)
皆さんは右折待ちの車がいるのに信号が黄色になっても
そのまま直進してしまっていませんか?
上記の場合は直進車の過失が大きくなり
直進車の運転手が世間一般でいう『容疑者』の扱いになると考えられます。
よって警察もどちらが容疑者なのか明確になっていない以上
双方の身柄を拘束して慎重に捜査する必要があったと考えられます。
またこういった複雑な事故は当時者双方の口裏合わせや
ドラレコなどの記録媒体等の消去といった証拠隠滅の行為によって
真実とは異なった過失割合になってしまうケースも考えられます。
歩行者が複数亡くなっており、けが人も多数いることを重く見た警察が
万が一の証拠隠滅を防ぐためにも逮捕したのではないかと推測できます。
しかし今回は青信号だったということがそのドライブレコーダー内の映像で判明したので
直ぐに直進車の運転手が釈放されました。
もしドライブレコーダーが無かったら捜査が長引き
直進車の運転手の釈放がもっと伸びていたかもしれません。
ちなみに今回の事故の過失割合は
直進車2割:右折車8割の過失を基準とし
細かい事故状況によって1割程度の修正が入る場合も想定されます。
しかし、過失割合が0割ではない以上
双方が歩行者に対する加害者であることには変わりありません。
知り合いの弁護士さんの見解では
直進車にも何らかの刑事罰が発生するかもしれないとの事でした。
車同士だけでみれば本当によくある事故パターンです
こういったことがあるから車を運転する人は
誰もが加害者になってしまう可能性を秘めているのです。
掲載するかどうか迷いましたが
交通事故の処理に関わる立場の人間として啓発を込めて書かせて頂きます。
先日、大変痛ましい事故が当事務所と同じ滋賀県内で起きてしまいました。
事故現場は私もよく通る道でもあり、いつも右折待ちの車が多い交差点でした。
この事故で右折車と直進車の運転手が逮捕され
直進車の運転手がその後釈放されています。
池袋の事故では未だに運転手が逮捕されなかったのに
大津の事故では比較的過失の少ない直進車が一時的にとはいえ逮捕されてしまった
この点に関して疑問を持たれた方が多くいらっしゃると思います。
しかし、逮捕されてしまった理由には明確なの理由があると考えられます。
それは事故発生時の状況ではどちらが悪いのか判別できないという点です。
自動車事故の過失割合に携わる専門家であれば
事故発生後の画像を見ただけではどちらが悪いのか絶対に判別できません。
これには明確な理由があり、今回のような交差点における直進車と右折車の事故では
事故発生時の信号の色によって過失割合が逆転するケースがありうるからです。
(例えば、交差点内で右折待ちの車が止まっていて
黄信号になってその車が右折しようとしたときに
直進車が突っ込んできたケースなどがこれに該当します)
皆さんは右折待ちの車がいるのに信号が黄色になっても
そのまま直進してしまっていませんか?
上記の場合は直進車の過失が大きくなり
直進車の運転手が世間一般でいう『容疑者』の扱いになると考えられます。
よって警察もどちらが容疑者なのか明確になっていない以上
双方の身柄を拘束して慎重に捜査する必要があったと考えられます。
またこういった複雑な事故は当時者双方の口裏合わせや
ドラレコなどの記録媒体等の消去といった証拠隠滅の行為によって
真実とは異なった過失割合になってしまうケースも考えられます。
歩行者が複数亡くなっており、けが人も多数いることを重く見た警察が
万が一の証拠隠滅を防ぐためにも逮捕したのではないかと推測できます。
しかし今回は青信号だったということがそのドライブレコーダー内の映像で判明したので
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もしドライブレコーダーが無かったら捜査が長引き
直進車の運転手の釈放がもっと伸びていたかもしれません。
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細かい事故状況によって1割程度の修正が入る場合も想定されます。
しかし、過失割合が0割ではない以上
双方が歩行者に対する加害者であることには変わりありません。
知り合いの弁護士さんの見解では
直進車にも何らかの刑事罰が発生するかもしれないとの事でした。
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