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Posted by 滋賀咲くブログ at

自然災害損保契約照会制度

2014年07月04日

こんにちは!
2014年も半分が過ぎましたね☆

当事務所も7月から取扱保険会社の一つであるメットライフアリコが
メットライフ生命に名称変更があったり
また地震保険の料率改定が実施されたりと
色々とリニューアルした7月となっています。

そこで、本日は保険業界で7月から新しく始まった制度の一つをご紹介したいと思います。

日本損害保険協会という団体が、2014年7月1日から「自然災害損保契約照会制度」という制度です。
この制度は、災害救助法が適用された地域で、家屋等の流失・消失等により
損害保険会社との保険契約に関する手掛かりを失ったお客様からの契約照会に応じるものです。
http://www.sonpo.or.jp/useful/icrcd/

自宅の火災保険等は、長期火災等はかなり昔に加入していたので、
どこの保険会社で加入していたか忘れてしまっているパターンも少なくありません。
そんな時に災害で証券等を紛失してしまえば保険金の請求自体もできないですよね。

しかし、この制度を利用すれば自分がどこの保険会社で調べてくれるそうです。

災害で家を失うと本当に身一つになってしまいます。
こういった制度もあるんだなと覚えておくのもいいかもしれませんね。


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 11:43 Comments( 0 ) 災害

今シーズンのJリーグから見る興行の中止における保険での対応

2014年04月04日

新しい年度が始まりましたね。

今年はワールドカップイヤーということですのでサッカーの話題も当ブログでちょくちょく紹介していきたいと思います。
(当事務所が取扱いしている保険会社の三井住友海上は
サッカー日本代表のオフィシャルスポンサーです!応援宜しくお願い致します☆)

さて、3月よりJリーグが開幕しましたが、開幕戦の甲府VS鹿島戦が大雪の影響で会場が変更になったり
浦和レッズが無観客試合の処分を受けたりと、リーグ興行に関するトラブルが続いています。

このような事態の場合、損害額がかなりの金額になってしまいますが、
ケースによって、保険でのある程度の補填が可能な場合があります。

保険商品の中には、スポーツ大会等の興行(イベント)が悪天候等の不測かつ突発的な事由により
中止や延期を余儀なくされた場合に、興行の準備のために既に支出していた費用や
中止や延期に伴い臨時に支出が必要となった費用に対して保険金をお支払いする興行中止保険という商品があります。
http://www.ms-ins.com/houjin/product/kogyo/

一般敵に入場料等を徴収する興行性のあるイベントに関しては、この保険に加入されるケースが多いです。
また、Jリーグの試合に関してはホームチームが主催し、費用も負担しますので、この保険にホームチームが
加入していれば、甲府の大雪によるケース等は基本的に保険で補償可能です。

しかし、浦和の無観客試合の場合は、確かに「興行」に関しては中止になりましたが、中止になった原因が
別の試合での出来事が原因で、突発的な理由ではありません。また、処分を受けただけで物理的に
観客を入れて試合を行うということが不可能なわけではないので、保険の適用はできません。

なので、今回浦和レッズは、数億円といわれる損害額を丸々被ってしまう事になる事になるのです。

注意して頂きたいのが、たとえ保険が適用となったとしても、損害分全額補償できるわけではないので、
主催者側にはある程度の負担をしていただく必要があります。
いづれにせよ、クラブ側にとっては辛い話ですね。


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 13:47 Comments( 0 ) 保険

祝☆1000アクセス☆

2014年03月18日

ブログを始めて1年と少し、

ついに本日アクセスが1000を突破致しました!

そんなにたくさん更新していないのに、これだけ多くの方々に見て頂いてとても光栄です!

今後とも当ブログをよろしくお願い致します☆


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 18:59 Comments( 0 ) 近況

保険を使っても等級が下がらない保障

2013年12月19日

師走です。すっかり寒くなってきましたね。

さて、今回は自動車保険についてのお話しです。

自動車保険には等級というものがあります。
新規で保険に加入すると6等級からのスタートで
一年経つごとに数字が上がっていき、上がれば上がる程割引が効くというアレです。

ちなみに事故等で保険を使うと3等級下がって値段が上がった~
なんてお話しをよく聞かれると思います。
その時は皆さん保険会社にブツクサ文句を言っているでしょう(笑)

しかし、保険を使ったからといって
全て等級が下がる(要は次年度の値段が上がる)訳ではありません。
実は保険の中のどの保障を使ったかによって
等級が下がるのか下がらないのかが決まるのです。

等級が下がる保障をザックリと話すと大きく分けて
①相手方のものを壊してしまった場合やケガをさせてしまった場合(いわゆる対人・対物の保障)
②自分の車を壊してしまった場合(いわゆる車両保険の保障)
の二つのみです。

実はこれ以外の保障を保険で使っても、基本等級は下がりません。
なので自分たちが病院に行った治療費も、事故で仕事を休んでしまった事による給与損害も
ロードサービスを呼んでも、これらの費用を保険を使って賄ったとしても
等級は下がらないんです。

なので①、②の損害が小額の場合は、①、②の保障は使わず
それ以外の保障を使うといったことも可能です。

しかし保険会社によって若干の違いがありますので、
不安であれば決して一人では判断せず
保険担当者としっかりとコミュニケーションをとりましょう☆


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 18:54 Comments( 0 ) 保険

滋賀県内土砂災害警戒区域一覧

2013年10月18日

先程のブログ記事の補足です。

滋賀県内の「現在わかっている範囲での」
土砂災害警戒区域の一覧です。

http://www.pref.shiga.lg.jp/h/sabo/06_hou/index.html


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 19:42 Comments( 0 ) 災害

土砂崩れの原因と保障の違いについて

2013年10月18日

先日の台風26号によって伊豆大島で大規模な土砂崩れが発生し
多くの方が死亡、または行方不明となっています。

また、滋賀県に特別警報が発令された台風18号でも土砂崩れによって
県内で犠牲者が出てしまいました。

このように土砂崩れは局地的ではありますが人や物に対して深刻な被害を与えてしまいます。

ちなみに、土砂崩れの主な原因としては大きく分けて
・雨
・地震
の二つに分類されますが、
この原因の違いによって住宅に被害が発生したときに保険で保障される金額が異なってきます。

まず、大雨や台風が原因の場合、土砂崩れの直接的な原因は雨(水)になるので
災害のカテゴリーとしては水災もしくは水害となります。
なので火災保険で水災に対応している保障に加入している場合のみ、保険金が支払われます。

注意して頂きたいのは高台に自宅がある方です。
床上浸水はないとタカをくくって水災の保障を外してしまうと、
この場合保険がききませんのでご注意ください!

次に、地震が原因の場合、そもそも火災保険ではなく地震保険での適応となります。
地震保険は、火災保険のように被害額ベースで支払われるのではなく
火災保険で掛けている金額の半分を限度として
建物の被害状況の割合で支払われます。
なので被害額の全額が保障されることはまずありません。

土砂崩れの危険箇所は各自治体のハザードマップに記されています。
ただあくまでも目安です。記載されてなかった箇所は土砂崩れが起きないとは限りません。
一度参考に見てみてもいいでしょう。


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 19:01 Comments( 0 ) 保険 災害

避難勧告と避難指示の違い

2013年09月17日

台風18号の影響で、滋賀県に避難勧告や避難指示が多くの地域で発令されました。

当事務所は竜王町にありますが幸いにも発令対象外の地域でした。


さて、テレビ等の情報では、避難勧告や避難指示という言葉が飛び交っていましたが、
イマイチ違いがよく解からなかった方が多かったと思いますので、
すごくザックリですがご説明したいと思います。

そもそも避難勧告や避難指示といったものは警報や注意報の様に災害の危険度を表すものではありません。
災害や有事の際にそこから避難をする為の拘束力の度合いを表しています。

まず、避難勧告や避難指示より下のカテゴリーで、避難準備情報というものがあります。
これは要は 『避難する準備をして下さい』 です。避難をしろとはいわれていません。

次に拘束力が高いのは避難勧告です。ここで初めて 『避難して下さい』 というアナウンスが入るイメージです。
特に事情がなければ避難しましょう。

最後に一番拘束力が高いのが避難指示です。ここで 『避難しなさい』 といわれます。
無視してもペナルティはありませんが、原則避難しましょう。

なので、避難勧告よりも避難指示の方が上なんですね。
逆だと勘違いしていた方も多かったと思います。


まあ、こういったことは国や自治体が発令してはいますが、最終的には各自の判断に任せられています。
夜だったり、周りが既に水浸しだったりと避難するより留まった方が明らかに危険が少ない場合もあるからです。

臨機応変に対応する事を心がけましょう。



Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 20:07 Comments( 0 ) 災害

竜巻被害で適用されない保険

2013年09月05日

竜巻等による突風の被害が相次いでいます。
埼玉・千葉の竜巻は特に被害が大きく、全壊した建物もあったようですね。

この竜巻で人・車・建物の被害に関しては、それぞれ
傷害保険(入院されると医療保険)・自動車保険・火災保険で
保険金がおりるのですが
この中で火災保険に関しては保険が適用されないor全額補償されないケースがあるので注意が必要です。


まず保険が適用されないパターンですが、これは竜巻は風災もしくは自然災害の対象となるので
その項目に補償内容が含まれていないと(例えば『火災のみ補償』等)適用できません。


次に全額補償されないケースですが、これは火災保険の支払いの方式によります。

現在の火災保険は『実損払い』という方式が主流です。
こちらは要は1000万の被害が出たら1000万払いますよという方式です。

これに対し昔の火災保険は『比例払い』という方式が主流でした。
こちらは1000万の被害でも築年数等の関係で600万しか払いませんよという方式でした。

火災保険は数十年という長期で加入しているパターンが多いので
現在でもこの比例払いの契約で加入してしまっている場合があるので注意が必要です。

また、たとえ実損払いでも風災や自然災害の場合は
支払い限度額が数百万しか出さないなんていうプランも存在します。

そんな契約竜巻で全壊したら一巻の終わりですよね。

時代にあわせて保険も進化していきます。
他の保険種目にも言えることですが、
その時代に合った保険に加入し、カスタムしていくことが重要だと思います。

リスクコンサルタント
勝見


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 19:38 Comments( 0 ) 保険

悪ふざけ投稿で賠償請求された時に保険はおりるのか

2013年09月02日

何かと話題のSNSによる悪ふざけ投稿。

当事務所もこのブログとFacebookを利用しているので
人事ではないですよね。
賢く利用していきたいと思います。

さて、タイトルの件ですが、当ブログでもご紹介したことのある個人賠償責任保険
http://katumihoken.shiga-saku.net/e923829.html
この保険を仮に家族の誰かが加入していたと仮定してお話ししたいと思います。


まず、この悪ふざけ投稿には従業員の場合とお客の場合といった2種類のパターンが考えられます。

従業員の場合ですがこれは個人賠償責任保険の場合
業務中の賠償責任は補償しないとなる場合がほとんどですので
まず保険はおりないと思っておいた方がいいでしょう。

まお客が投稿した場合ですが、まあ、そもそも保険は『故意』の場合にはおりません。
ただし、自分がしたこと(投稿等)によりその被害、損害が予想できなかった場合等
要は故意ではなく『過失』と認められた場合は、保険がおりる可能性があります。
まあ、今回の場合はそれも考えにくいのでおりないかもしれませんね。

しかし、お店側も過剰反応過ぎる!という意見も出ていますし、
実際に休業や閉店までしてしまう『必要』があったかどうかで、
実際に請求できる損害賠償の金額も変わってくるでしょう。

まあ、しないにこした事はないですね。


リスクコンサルタント 勝見 



Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 18:21 Comments( 0 ) 保険

最近『保険の見直し』とよく言われるワケ

2013年07月18日

最近、生命保険の分野で保険の見直しとかよくCMとかで言われています。

なぜ保険を見直さないといけないんでしょうか?
①営業マンが成績稼ぎの為にやってるんじゃないかと思いますよね?
②以前に加入した保険そのままでいいじゃないかと思いますよね?

①については、その通りです!! 誰だってあわよくば契約欲しいですよ(笑) 
ただ、そんな欲望丸出しの理由だけではなく、②の部分が違うから言っているんです。
それをこれから説明したいと思います。

ではなぜ保険を見直さないといけないのか、
それには大きく分けて2つの理由によります。


まず1つめですが、加入後10年か15年で保険が値上がりしてしまう、いわゆる更新型タイプの保険に加入している方がいる事です。
これは、入社してまもない時期にいわゆる生〇レディと呼ばれるような人達から加入している方々に多く見られます。

高度経済成長時代のようないわゆる給料が右肩上がりで平均寿命も短い時代は良かったんですが、
現代では通用しませんので、保険料が急激に上がる40~50代で
泣く泣く解約や保障の減額を行う羽目になってしまいます。
そうすると本当に必要な老後の保障が無くなってしまうのです。

こういった弊害が発生するおそれがあるために
現在では保険料が上がらない終身タイプの保障が主流となっています。
特に若い方は若い内に加入すれば月々の保険料が割安なので、
よっぽどの事情が無い限り更新タイプにしない方が良いでしょう。

しかし、2013年の現在においても、この特別な事情も無いのに更新型タイプの商品を販売してくる人は大勢います!
また、保険証券はわざと解かりにくく作られてあるため、素人目では更新型タイプか終身タイプか見分けられません。
(現に私の友人で、私が指摘するまで勘違いしていた友人が何人かいました)
プロにきちんと確認してもらってください☆


次に2つめですが、悪い言い方ですが、入院しにくく、死ににくい時代になってしまった事です

以前の生命保険は、極端な話ですが死んだらいくら、入院したら一日につきいくらというかけ方が主流でした。
昔はそのような方式で治療費等を賄えていたのですが、
現在は入院してもすぐ退院になったり、医学の進歩で奇跡的に一命を取りとめるケースが増えてきました。
その結果、自宅療養される方や傷害・介護状態になる方が増えてこられたのです。

保険会社はそういった時代背景に対応して、上記のような場合でも給付金が出る商品を開発してきましたが、
加入者の中にはまだまだ死んだら~、入院したら~というような極端な保障の方も多くおられます。
時代背景に応じて保険も見直す必要があるということですね☆


あ、それともうひとつですが、もし上記2つの理由で切替えようと思っていても、
病気や健康診断の状況で引受拒否になってしまい、当分加入できない場合があります。
生命保険の引受基準はとても厳しく、風邪を引いててもアウトです。
また、明日病気になる可能性もあるわけなので、
そういった場合、もうご愁傷様…としか言えないですね…

なので『いつ切替えるの?今でしょ!』と東〇の林先生みたいなことを言ってくるのです。
(スミマセン…↑これ言いたかっただけです)

少し長くなりましたが、これが理由です。
決して欲望丸出しの理由ではない事だけ…(笑)ご承知頂ければ幸いです☆


リスクコンサルタント 勝見


Posted by 有限会社カツミ保険事務所 at 14:39 Comments( 0 ) 保険